コロナの治療風呂温度と時間

    コロナの治療風呂温度と時間

(1) コロナ流行の始まり
 その冬、最初にコロナを発症させた人から流行が始まります。 その人のコロナも、その年以前の冬に人からうつされたものです。コロナに潜伏期間などありません。潜伏しているだけ。だから、免疫は無効です。
「温度によるRNaseとコロナの勝敗」で述べた条件④⑤⑥下で、RNaseが勝利しないと、ウイルスは消滅しません。 一個の細胞内に多くのウイルスを残している人では、夏季にコロナは鼻咽頭周囲の上皮細胞群内で活動し、数でRNaseがやや劣勢で勝ちにくくなっています。 そこは、冷たい吸気(夏でも体温より温度が低い!)が直撃する所です。
 冬に、条件⑦(細胞群の温度が下がると、コロナ増殖がRNase活性に勝つ)によって、そのようなウイルスを潜ませている人たちが発症すると、その冬の風邪の流行が各所で始まるのです。
 夏に気温が38℃に達すれば、鼻咽頭周囲のウイルスは消滅する可能性があります。しかし、その時間に冷房室内にいればだめです。

(2) コロナの予防
「予防」とは、「感染してもウイルスを増殖させないで消滅させる」という意味です。
「ウイルスに感染しないようにする」という意味ではありません。 「予防接種」と言うときの「予防」とまったく同じ意味です。
 39~40℃10分2日に1回の風呂で予防。ウイルスに完勝する予想値です。最初の5分が、冷たい吸気にさらされる鼻腔上皮細胞の温度が設定温度近くに達するまでの時間。 後の5分が、設定温度の作用時間
 「後の5分」とは、多くの消毒剤では、5分で最大効果が得られることを参考にして設定したものです。
 「温度によるRNaseとコロナの勝敗」で述べたように、体温が高めの人や子供は④の状態なので、風邪をひきにくい。毎日風呂にはいる人は「温度によるRNaseとコロナの勝敗」①②の毎日実行なので、風邪をひきません。

(3) コロナの治療
 「温度によるRNaseとコロナの勝敗」の I で述べたように、悪化させて細胞内のウイルス数が増すと、増えないRNaseは劣勢になります。 連日の高め温度の風呂が必要になります。 41~42℃10分で完治するまで毎日の風呂。予想値です。発症初日なら43℃10分1回の決戦で完勝できます。上限は43℃。
 くしゃみなどの発症直後に厚着をすれば、条件④の実現で、10分で勝てます。
 睡眠時の厚着も、高めの体温維持のため有用です。
 もうひとつ、とても重要なことは、 風邪を本気で治したいときは、 風呂から上がったら体が冷えないうちに、厚い毛布、厚い敷き布団ですぐ寝ることです。 「風邪を引いたら温かくして早く寝なさい」ということ。 風呂にはいっただけではだめです。  (2020.11.11追加)

コロナも新型コロナも基本構造は同じ。
  日本人はコロナを風呂で知らずに治しています。今行っている感染防止対策は、日本では「千害あって一利だけ。」一利とは、他のウイルス感染を減少させたこと。 直ちに感染防止対策をやめなければなりません。

   Okuyama Naomi

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