温度によるRNaseとコロナの勝敗

    温度によるRNaseとコロナの勝敗

 縦軸は鼻咽頭上皮細胞の、基準に対しての温度です。初春と晩秋の上皮細胞群平均温度を基準(0)、Dとします。
 冷たい吸気が当たる、その部の平均温度は、体温より0.5℃くらい低いと考えます。肺胞付近も同様でしょう。横軸は、左方向に「ウイルス増殖優位」、右方向に「RNase活性優位」としました。
 各温度で2者間に次のような優劣が生じ、種々の現象が起こる、と推測されます。
   RN:RNase活性
   VR:ウイルス増殖
@ …………(+)℃…………RN完勝
A …………(+)℃………RN圧勝
B …………(+)℃……RN勝利…
C …………(+)0.1℃:RN優位……
D ←←基準(0):五分五分→→→
E…VR優位(-)0.1℃……………
FVR勝利…(-)℃……………

A秋になって気温が低下すると、上皮細胞の温度も下がり、CDの状態からEFの状態に変わります。EFの状態でコロナが感染し、増殖できます。風邪の流行が始まります。

B CDEの間で上下し、一方が勝利しないと、風邪が治りも発症もせず、長引きます。ウイルス検査で(+)(-)を繰り返します。長引いた末に、発汗などで翌夏の孤発も起きます。

C 細胞の温度がEより下がると、Fの状態になり、風邪は発症し、悪化。これは、冷たい吸気が当たる鼻咽頭周囲の細胞群で始まります。

D CDEの状態で、細胞の温度を上げるとBの状態になり、風邪は改善。その手段が風呂です。病室の室温なら37℃以上が必要です。

E 更に温度が高い@Aの状態にすると、RNase活性がウイルスに圧勝・完勝し、ウイルスが消滅。その手段も風呂です。毎日風呂にはいる人は@Aの連日実行なので、風邪をひきません。

F春になって気温が上がると、上皮細胞の温度も上がり、EDの状態からCに変わります。コロナが感染しても破壊されます。風邪の流行が終わります。

G 体温が高めの人や子供はCの状態、普通の生活をしているだけなら風邪をひきません。

H 体温が低めの人はEの状態、風邪をよくひきます。

I 悪化させて細胞内のウイルス数が増すと、増えないRNaseは劣勢になります。RNase活性の増強(増温など)が必要になります。

 コロナも新型コロナも基本構造は同じ。新型は放置すると悪性になるだけの違いです。日本人はコロナを風呂で治しています。今やっている感染防止対策は、日本では「千害あって一利だけ。」

      2020.6.12    Okuyama Naomi

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